大杉カツ丼の 月に向かって喰え!

正統派からご当地・変わりカツ丼まで、名古屋・愛知・岐阜を中心にカツ丼マニア・大杉カツ丼が食べ歩きます。

桔梗常@矢場町で かつ丼上

東陽通と武平通の交差する東北角にある桔梗常。創業が明治25年頃(1892年)ということは、130年の歴史を重ねたということに。東陽通の名前の元になっていて、守口漬の考案者である山田才吉が建てた料理旅館「東陽館」(明治29年開業)よりも前から有るという、超が付く老舗麺類食堂なのです。
訪問時は老夫婦お二人で切り盛りされていますが、後継者がいらっしゃるような記述がどこかにあったかと思います。

さて、こちらでいただけるカツ丼ですが、並か上の2種類。
女将さんに並と上の違いを聞くと、上の方が脂身がちょっとだけ少ないだけで、あまり変わりませんよ、と控えめな返答。
いちおう聞いてみただけで、最初から上を注文することに決めています。

蓋付の丼で提供。色鮮やかな絵柄ですね。春山製陶の錦小桜というやつかな。
漬物が付いて汁物は無し。

玉子とじは黄身と白身が軽く混ざった状態でフワトロの火入れ加減。出汁の効いた優しいお味です。
肉はやや薄目で、確かに脂身が少ない部位。プリっとしていて、噛み応えがありますね。
玉ねぎにもご飯にも味が染みていて、ウマかった。
良かったと思います!
メニューを良く見たら、かつ丼“並”ではなく“普”でした。

メニュー
かつ丼普 700円 かつ丼上 800円

住所:名古屋市中区栄5-19-27
電話番号:052-241-2224
営業時間:11:15~13:00
定休日:日曜祝日
駐車場:有

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