大杉カツ丼の 月に向かって喰え!

正統派からご当地・変わりカツ丼まで、名古屋・愛知・岐阜を中心にカツ丼マニア・大杉カツ丼が食べ歩きます。

とん七 鶴岡こぴあ店@山形県鶴岡市で金華豚かつ重

この日と次の日は仕事で山形県鶴岡市に宿泊。いつもは海辺の民宿なのですが、海水浴シーズンは満室。鶴岡駅近辺のビジネスホテルです。
鶴岡でカツ丼・・・Googleで調べると、ごとう食堂や東京庵、みどり食堂(オモうまい店に出た)なんかが人気のようですが、よく分からない。
ということで、X(旧Twitter)で鶴岡のカツ丼に詳しい方を探し、ずうずうしくも聞いてみることに。
ごとう食堂と東京庵は昼のみ営業、みどり食堂はオススメしないとのことで、他にもたくさん候補を上げていただき、すごく親切に情報いただきました。ありがとうございます。
その中から、この日は池田食堂と決め店まで向いましたが、19時過ぎの到着で閉店されていた様子。
ならば、この時間から間違いなく入店できるところを・・・ということで、複合商業施設敷地内にあるコチラへやって来ました。

平田牧場は山形県酒田市に本店を構え、豚の生産から加工、販売、外食事業を展開しています。公式サイトによると店舗は山形、宮城、東京のみで、いずれもとてもイイ場所に。(名鉄百貨店メンズ館B1Fの精肉店は直営ではないのかもしれません)
こちらでいただけるカツ丼は、金華豚かつ重のみなので、それを注文。お値段高め。


ミニサラダと浅漬け、味噌汁付。お重も味噌汁も蓋付きで提供されます。

蓋を取るとこんな感じ。
金華豚とは、中国浙江省金華地区原産で世界三大ハムの一つに数えられる高級中華食材の金華ハムの原料豚として知られ、頭とお尻の部分が黒い純粋種は両頭烏とも呼ばれます。平田牧場では純血種の「平田牧場純粋金華豚」(純粋種)と、長年にわたって培ってきた品種交配技術により、優れた肉質を実現しながら生産効率を高めた「平田牧場金華豚」(交配種)の2種類の金華豚を生産しています。
金華豚は、日本国内では平田牧場を含め2カ所でしか育てられていない、その希少さのために世の中に出回ることが少ない豚です。国内で生産された豚が出荷される量は年間で約1,600万頭ですが、平田牧場純粋金華豚の出荷量は1,000頭にも満たないほどです。また、成熟日数は一般の豚と比べて格段に長くかかります。国内の一般的な豚と比べると身体が二回り程小さく、その出荷体重は60~70kg。中型品種と言われる「黒豚」よりもさらに小さい豚です。つまり、飼育時間とコストは多くかかるけれど肉量は少ししか取れない豚なのです。その極上の肉質は食のプロからも高い評価を得ています。』
と、平田牧場のHPより。
この翌日に行った鶴岡市内のラーメン店、こだわりの食材を使用して無化調のラーメンを提供する店なのですが、チャーシューは平田牧場の金華豚を使用。これがめちゃくちゃ美味かった。ラーメンの鬼、故佐野実氏の支那そばや本店でも使われていたことを思い出します。

お重寄りの画。玉子の仕上がり具合が美しいですね。
肉の厚みは想像していたものより薄く、10ミリ程度でしょうか。大きさもそれほどでもなく。
でも、きめ細やかでジューシー、柔らかでウマいお肉。さすが金華豚。質の良さが素人でも分かります。
味付けはやや甘めで上品な味付け。玉ねぎにもよく味が染みていて、玉子とじはふんわりで、粗めの衣もしっとり。
ちょっと高いけど、ブランド豚の旨さに満足。

メニュー
金華豚かつ重 1,700円 他

住所:山形県鶴岡市余慶町1-6
電話番号:0235-29-5525
営業時間:11:00~LO14:30 17:30~LO20:00
定休日:無休
駐車場:有

にほんブログ村 グルメブログ 愛知・名古屋食べ歩きへ