まずいゝころかつふじ＠日ノ出橋(新堀川)で上みそかつ丼

まずは宣伝から。
堀川の魅力を体感できるイベント「堀川万博」が2025年11月を中心に開催されます。
検定、暗渠、クルーズ、SUP、歴史まちあるき、植物、生き物さがし。様々なジャンルの堀川の達人がご案内します。
horikawakentei.net
私は「堀川アンバサダー大集合」という企画に出ます。大杉カツ丼の他に、あの『大名古屋暗渠録』の中の人をはじめ、堀川アンバサダーが一堂に会し、堀川の凄さや奥深さを語る、というマニアックな内容です！
ぜひ、ご参加ください！！

堀川万博の開催にあたり、新堀川の近くでカツ丼を、という縛りでカツ丼を紹介していきます。
今回の最寄りの橋は日ノ出橋。現在は人道橋になっていますが、かつてはこちらがメイン。熱田と平針村を結ぶ幹線道路、平針街道が通っていた橋です。
詳しくは伊藤正博さんの名古屋歴史ワンダーランドをご覧ください。

ふじへの訪問は約5年ぶり。店の前はしょっちゅう通るんですけどね。
前回の記事はコチラ。
osugi-katsudon.hatenadiary.jp
だいたい150円～220円の値上げですが、仕方がないですよね。
今回は前回と違う物を食べよう、しかもメニューにない物を注文してみよう、と良からぬ考えをもって訪問。
この店の名物である“ころかつ”を丼にできないか相談してみましたが、かつ丼とは揚げ油が異なること、ソースを付けて食べることを前提にしているので、という理由で丁重にお断りが。
それでは、みそかつ丼を上にしていただけないか、との問いかけに対しては、本来は上肉は玉子とじで・・・ということからオススメできない、とおっしゃられましたが、それでも対応いただけました。無理ばかり言って本当に申し訳ありません。

赤出汁と小鉢、漬物付きで提供されます。

たっぷり味噌がかけられていて、カツの上には紅生姜という珍しいスタイル。
肉の厚みは平均で10ミリぐらい、カリっとしっかり目に揚げられていていますが、脂身も程々に有り、なにより肉が旨い。
甘めの味噌ダレは、サラりとドロりの中間濃度。ご飯全体に味噌が行き渡る分量です。
店側の意図とは違っているかもしれませんが、すごく美味しかった。ごちそうさまでした。（お代は1,300円）