私事ですが、堀川検定2022上級編に合格し、堀川アンバサダーを拝命いたしました。
そんなわけで、堀川とカツ丼を絡めて紹介できれば・・・ということで『堀川周辺でカツ丼を食べる』シリーズを不定期で発信していきます。
第1回目は、堀川右岸、中橋の南側に位置する萩屋本家。お蕎麦屋さんです。
先に、中橋について紹介しておきましょう。
中橋西南側からの画像です。
江戸時代、堀川が開削された当初に架けられた七つの橋(五条橋、中橋、伝馬橋、納屋橋、日置橋、古渡橋、尾頭橋)を堀川七橋と呼んでいます。中橋は五条橋と伝馬橋の間に位置するので、そう名付けられたようです。
大正6年に木橋から鋼製桁橋に改築され、平成26年に上部構造がリニューアルされていますが、現在堀川に架かる中では一番古い橋になります。
橋台は石積み、橋脚は細い鉄材をリベットで接合した造りは珍しいのだそう。
橋の東側は木材や竹・薪・炭などを扱う商人が多く、西側は美濃路が通り、米・味噌・醤油・肥料等を扱う商人が多かったようです。その両岸を結ぶ中橋は、城下町の産業に無くてはならない橋であったということです。
橋の西北はこのような風景。現在は中橋~五条橋までが四間道と呼ばれていますが、本来は納屋橋から続いていたそうです。
以上、伊藤正博さんの名古屋歴史ワンダーランドを参考にさせていただきました。
さて、本題に入ります。
ランチは、蕎麦と丼物がセットになった定食メニューがあり、その中の一つがタレかつ丼定食というわけです。タレかつというところが珍しく、ずっと気になっていました。
蕎麦は、ざる/かけ/たぬきから選べる他、100円プラスでカレーも選択可能。評判の良いカレーせいろをいただくことにしますが、夏季は冷たいルーもできるようで、冷やしカレーで注文。蕎麦は大盛無料ですが、普通盛で。
やはり蕎麦が主役で、丼はミニになります。漬物とプチデザート付き。
カレーは冷たくても旨味はしっかり。蕎麦と一緒にいただくのにちょうど良い濃度加減。このボリュームなら蕎麦大盛でも良かったかな。
ちょっと写真がイマイチですが、カツ丼寄りの画。
ミニサイズなので、カツもご飯も少しだけ。特に肉質に拘ったという訳ではなさそうなカツを、甘辛いタレにくぐらせたものでしょう。悪くないですが、オマケ的なもの。やはりメインはお蕎麦ですね。
ランチメニュー
タレかつ丼定食 1,050円 他
住所:名古屋市中村区那古野1-38-11 さくらHill'sリバーサイドEAST 1F
電話番号:052-563-1311
営業時間:11:30~LO14:00 17:30~LO22:00
定休日:日曜・祝日
駐車場:無