名鉄中小田井駅の北側にある喜多八食堂。ノスタルジックラーメンを食べ歩いている頃からの宿題店でした。
色褪せたトタン張りに、年季の入った看板とサンプルケース、そして店頭のスーパーカブ。ザ・昭和の店構えです。
店の中も、昭和で時が止まったような懐かしい感じ。高齢のご夫妻で切り盛りされています。
麺類と丼物一式のラインナップから、もちろんカツ丼を注文。(本当は中華そばも一緒に食べたかったけど、健康診断前なので・・・)
味噌汁と漬物付。ご主人が味噌汁はサービスみたいなことを言っていましたが、定かではありません。(よく聞き取れなかった)
予想外のボリューム感。
カツは程々に厚みがあり、大きめのサイズ。しっかり揚がっています。
甘めの味付けがされた玉子とじは、ふんわりトロリの火入れ加減が絶妙。具は長ネギのみで、刻み海苔がパラパラと。
ツユがご飯にもしっかり染みてイイ感じですね。
そして、具がたっぷりの味噌汁がウマい。ご主人曰く「七宝みその最高級のやつを使っとるからね!」と。(奥さんは、最高級じゃないわ~と言ってましたけど)
食べ終えてお会計を・・・と思ったところで、ご主人が「何歳に見える?」と聞いてきたので、(控えめに)75歳と答えると、「もっと上だよ」と。そんなやり取りが続き、85歳であることが判明。毎日、庄内緑地公園をジョギングされているそうで、まだまだお元気です。
Googleでご丁寧に返信されていますね~と聞いてみると、「あれは常連のお客さんにやってもらってて、ワシは何も分からん」だそうで。Googleを見て来ました、ってお客さんが多いんだとか。
お値段以上のボリュームと美味さ。良かったと思います。
メニュー
カツ丼 650円 他
住所:名古屋市西区中小田井5-92
電話番号:052-501-5152
営業時間:11:00~20:00
定休日:日曜日
駐車場:店舗裏に1台分