名古屋から向かうと、鶯谷トンネルを抜けてすぐぐらいの細い路地を南へ入った住宅地の中にある魚半食堂。
大学生の頃にバイトで岐阜メモリアルセンターまでちょくちょく行っていたので、鶯谷トンネルも通っていたのですが、この店の存在を知ったのはカツ丼を意識的に食べ始めてからです。
画像が暗くて分かりにくいのですが、年季の入ったノスタルジックな外観。店の中も昭和のままです。
先代が空襲からかろうじて焼け残った自宅の一階を改装して昭和20年に商売を始めたそう。
麺類・丼物・洋食と幅広いメニューはどれも安く、値段も昭和のままといった感じ。
もちろんカツ丼を注文します。
ご飯の上にのるカツの上からオレンジ色のソースがたっぷりとかけられています。
先代が考案したというこのソース、ケチャップ味と一言では片づけられない、今までに経験したことがない味わい。
ケチャップのような酸味に和風出汁のような香り、デミグラスソースとはまた違う。そしてとろみがつけてある。
なんとも説明がしづらい、唯一無二のオリジナルソースなんです。
カツは薄いのですが、2枚が敷き詰められカリッとした仕上がり。ソースをたっぷり絡めていただきます。
それでもまだソースがたっぷり有るので、ご飯もソース味でいただけるのです。
クセになる味となまさにこのこと。魅力的な一杯、また食べに行きたいな。
メニュー
カツ丼 650円 他
住所:岐阜県岐阜市初音町13
電話番号:058-262-8562
営業時間:11:00~14:00 17:00~20:00
定休日:日曜日
駐車場:1台