大杉カツ丼の 月に向かって喰え!

正統派からご当地・変わりカツ丼まで、名古屋・愛知・岐阜を中心にカツ丼マニア・大杉カツ丼が食べ歩きます。

名西飯店@枇杷島でカツ丼

国道22号 康生通4交差点を西へ入ったところにある名西飯店。

画像の通り、看板の文字が消えかかっていて分かりにくく、一見さんが入りにくい雰囲気ですが、地元の方や常連さんに人気の中華料理店。この日は平日18時過ぎでしたが、既に先客4組(全てお一人様)いらっしゃいました。

中華風ではないカツ丼がいただけるという情報を入手し訪問。
玉子とじか味噌かの選択。初訪なのでノーマルのカツ丼を注文します。

漬物とスープ付き。このスープがなかなかイイ味してます。

丼寄りの画。画像を見ての通り、玉子とじがトロトロで美味そう。
肉の厚みは5~8ミリ程度で薄目ですが、面積が広く丼からはみ出しそうな大きさ。
下味をしっかりつけてカラりと揚がっています。
味付けは濃い目で甘味が強いかな。玉ねぎにもシッカリ味が染みていて、トロふわの玉子がウマい。
調理の様子は見ていませんが、中華風ではない中華料理店のカツ丼。良かったと思います。

メニュー
カツ丼 650円 みそカツ丼 650円

住所:名古屋市西区枇杷島5-2-6
電話番号:052-522-0079
営業時間:11:00~14:00 17:00~20:00
定休日:水曜日
駐車場:2台(友縫機械駐車場内)

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【新店】うどん カツ丼 一丁@一社で かつ丼

名東区一社で不動産業を展開するエーチーム株式会社が飲食部門として初めて手掛けた「うどん カツ丼 一丁」。7月3日のグランドオープンから一週間後に行ってきました。当面は昼営業のみで、7月中旬~夜の部もオープンするようです。

メニューを見ると、うどんがメインかと。うどんと丼がセットのメニューも有りますが、デフォルトはミニ丼。セットの丼を並にも変更できますが、一丁セット(かつ丼セット)だと+400円となってしまい、さすがにちょっとランチでは手が出ない。
ということで、単品のかつ丼を注文します。注文は席のQRコードからも可能。もちろん、店員さんに直接注文でもOKです。

丼は蓋付きでの提供、浅く口の広い器です。
漬物と小鉢、出汁が付いてきて、この日の小鉢はきんぴら牛蒡、出汁は汁物代わりなのでしょう。いいアイデアですね。

オーブン ザ 蓋。蓋の裏には名入れが。うどんメインかと思いきや、丼にも力を入れて行こうというのが分かりますね。

丼寄りの画。
綺麗な仕上がりです。黄身と白身の色分けが美しい。丁寧に作られているのがすぐ分かりました。
肉の厚みはそれ程でもなく8~10ミリぐらい。固くならないような絶妙の揚げ加減です。
玉子とじは黄身がフワリで白身がトロリ。見せ方も上手ですが、火入れ具合もウマい。玉子とじ単体は出汁を効かせたあっさり味で甘さも塩味も控えめですが、カツの方にはよくツユを染み込ませて濃い目の味が。このバランスがイイ。
湯呑で提供されたお出汁、最初の一口は丁度良く感じましたが、後の方はちょっとカエシが強めかな、と。出汁だけで十分旨く香りも良いので、味付けは控えめでもいいのでは。
うどんは食べていないのでよく分かりませんが、カツ丼はすごく良かった。不動産業の片手間では無い、本格的な一杯だと思います。

メニュー
かつ丼 1,050円 一丁セット(かつ丼セット) 1,210円
丼丼セット 1,100円 他

住所:名古屋市名東区一社2-23
電話番号:052-734-3373
営業時間:11:00~LO13:30 夜の部は7月中旬~
定休日:無休
駐車場:店舗前2台、店舗向い月極2台、Times提携サービス有

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とんかつ石ばし@北名古屋市石橋でハヤシカツ

名鉄犬山線 西春駅から西へ2kmぐらいの場所にある、とんかつ石ばし。地元で人気の老舗とんかつ店です。
こちらではカツ丼の提供が無いことは知っていて、その代わりに狙っていたのはハヤシカツ。
ハヤシライスにカツを乗せて提供する店ってあまり無いんですよね。

メニューを見ると、とんかつには(上)という設定が有るので聞いてみると、グラム数の違いとのこと。
ならば、ハヤシカツのカツを(上)相当に変更できないか聞いてみましたが、できないようなので普通に注文します。赤だしも一緒に。

漬物付きでの提供。ハヤシカツの皿は四角くて角が丸いオシャレな形。
味噌汁の具は豆腐と椎茸。この椎茸からイイお出汁が。

ヤシカツ寄りの画。
肉の厚みは8~10ミリぐらいでしょうか。細かい衣でシッカリ目に揚げられていて、揚げ油にいい香り。
上にかかるハヤシがウマい。ワインのような風味が最初にやってきて、甘味と酸味を抑えつつ深みのある芳醇な味わい。たっぷり玉ねぎは甘く、細切りですが豚肉も。
ごはんの量はそれほど多くはなく、ハヤシのソースも多くは無いので、カツの端のほうはカリカリ感が最後まで。
良かったと思います。ソースがもう少し多いと嬉しいなぁ。

メニュー
ヤシカツ 1,500円 赤だし 250円

住所:愛知県北名古屋市石橋大日120
電話番号:0568-21-3840
営業時間:11:00~14:00 17:00~20:00
定休日:月曜日
駐車場:有

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過去にSA・PAで食べたカツ丼① 名神・中国道

出張の道中、昼食や夕食の時間帯に高速道路を走っていると、サービスエリアやパーキングエリアでカツ丼を食べてしまいます。
そのカツ丼が何か特徴が有ったり、めちゃくちゃ美味かったりしたら一つの記事にするんですが、味も見た目のよくありがちで、普通にウマいヤツは記事にしても面白くない。この地方から離れた場所ならなおさら。
ということで、そういったカツ丼はお蔵入りにしてきましたが、それも勿体ないので定期的に放出することにします。
食べた当時のメニュー・価格及び画像ですので、現在同じモノが提供されているとは限りません。

今回は関西方面で食べた2杯。
一杯目は比較的近い場所で、名神高速道路 草津PA上り(名古屋方面)。
2023年6月に食べています。

手仕込みとんかつ丼 810円。
ネクスコ西日本モテナス、何を食べてもウマいという評判。
カツが手仕込みということで、既製品を使わない姿勢もイイですよね。
もちろん、味も良かった。オーソドックスなカツ丼が普通にウマくて値段もそこそこ。
ということで、お蔵入りになっていました。

二杯目は中国自動車道 西宮名塩SA上りフードコート(名古屋方面)。
2020年9月に食べています。

熟成豚のカツ丼 870円。
もう4年近く前なので、内容は忘れちゃっていますが、実食メモが残っていました。
お肉は柔らかで、味付けは塩分高め。黄身と白身コントラストが美しい玉子とじは、白身トロトロで黄身は固まりかけ。
ヴィジュアルは美しいのですが、リピートするかと言えばそうでもないか、という感じでお蔵入りでした。

過去にSA・PAで食べたシリーズ、またそのうち放出します。

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大浩飯店@港区入場でカツ丼

東海通の当知一丁目交差点を南下したところにある、大浩飯店。大陸系ではなく、古くから営業されている町中華のお店です。
よく見ているYouTubeチャンネルのメニュー紹介でカツ丼の文字を発見、いつかは行かねばと宿題店リストに入れていました。

店に入ると目の前にカウンター、奥にはテーブル席も有り、この日も常連さんで賑わっていました。
カツ丼一択なのでメニューを見ずに・・・と思いましたが、他の物も食べたくなりギョーザも注文します。

カウンター席から調理の様子が分かります。カツ丼はご主人担当、ギョーザはもう一人の男性が。
玉ねぎを中華鍋でサッと炒め、寸胴からスープ投入。鍋場の上にある調味料で味付け。おそらく多くのメニューのベースとなっているタレなのでしょう。
トロミをつけてから溶き卵を流し入れ、手早く絡め熱々状態でカツを乗せた丼へ。という感じ。
先にカツ丼が提供されます。

たくあんが添えられ、中華スープ付き。ベースのスープがイイ味しているのでしょう、あっさり味のスープがウマい。

丼寄りの画。全体的にボケてますね。
カツは大判のものをシッカリ目に揚げてあり、衣はやや粗目。肉の厚みは8~10ミリでカッチリした食感。
トロりとした玉子餡がウマい。かなり甘めで濃い味付けですが、サックリした玉ねぎやカツによく合うのです。
火入れ加減も抜群で、ご飯との相性もイイ。

程なくして提供されたギョーザ。小振りですが、綺麗な焼き目が付いていて、餡もウマい。
ご主人はかなりご高齢のようですが、まだまだお元気。永く続けてください。

メニュー
カツ丼 660円 ギョーザ 440円

住所:名古屋市港区入場2-1812
電話番号:052-382-1145
営業時間:11:00~14:00 17:30~20:30
定休日:月曜日・木曜日
駐車場:とりとり亭の裏に2台

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角源 北浜店@四日市で上かつ丼(玉子)

2021年11月に角勢@菰野町の記事でこのようなことを書きました。
osugi-katsudon.hatenadiary.jp
> 四日市菰野町には店名に“角”が付く店が多く、同様の上カツ丼を提供している店があるようです。
> 暖簾分けで“角”が増えていったのだと思いますが、興味が湧いてきました。角源、角良、角文、かど茂、源(旧ニューかど源)・・・。角系探索、重点課題とします。

重点課題としながら、3年近く放置しておりました。なかなか四日市方面に足が向かなくて。
そんな中、CBCテレビ「チャント!」5月30日(木)の放送で、菰野町の愛されフード『上カツ丼』を調査!として紹介していたからには、私も行かない訳にはいきません。
hicbc.com
番組中では、角良のご主人が修行していた角源で出されていた玉子丼をベースに上カツ丼を考案した・・・としていましたが、私は角源から上カツ丼が広まっていった、と勝手に考えています。
ということで、角良・角勢の修行店である角源で食べてきました。

角源では上かつ丼(玉子)、かつ丼(ソース)とメニュー名で説明がされています。
もちろん、上かつ丼を注文。

丼物はミニうどん付。温かいうどん・漬物が付いてきます。

丼寄りの画。
丼一面に玉子がたっぷりと。この光景、以前食べた角勢はもちろん、鈴屋食堂二つ玉にもよく似ているかと。
味付けは角勢よりもあっさりで、甘さが抑えてあり塩分も控えめ。火入れ加減はふわふわ。
カツは肉の厚みが10ミリぐらいでしょう。思ったより厚みがありますね。細かめの衣でかっちり揚がっていますが、肉はジューシー。
玉子とじ後乗せで衣のサクサク感も残っているのがイイですね。
丼が少し小さめかなと最初は思いましたが、カツもご飯も量は十分。
うどんはお出汁がシッカリで、ふわりとした食感。美味しかった。
“角”が店名に付く店で提供されるこのタイプの上かつ丼を「角系」と勝手に呼ぶことにします。
角系、他の店も積極的に食べに行きます。
osugi-katsudon.hatenadiary.jp

メニュー
かつ丼(ソース) 1,090円 上かつ丼(玉子) 1,120円
ミニ丼 580円 他

住所:三重県四日市市北浜町7-1
電話番号:059-352-4651
営業時間:11:00~LO15:20 17:00~LO20:20(月・水・木曜は昼のみ)
定休日:火曜日(祝日は営業)
駐車場:10台

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大龍 平子店@尾張旭で和風カツ丼

以前、(ネット上の)どこかで見かけてずっと気になっていた尾張旭の大龍 平子店。仕事終わりで行ってきました。
昭和50年代のオープンという記述や、閉店した守山区大森の大龍はご親族が営まれていた、という記述を見かけますが、直接は確認していません。

画像を見ての通り、町中華の店。
細長い店内はカウンター席と奥にテーブル席、ご主人と女将さんで切り盛りされています。
中華料理店で出されるカツ丼と言えば、名駅西の華明閣や植田の春紅、蟹江の群鳳のように中華餡のかかったカツ丼をイメージしますが、こちらでは玉子とじの普通のやつが提供されます。その名も和風カツ丼。

和風とは言っても、添えられるのは中華スープ。このスープ、濃いめだけどイイ味してるんですよね。漬け物は自家製でしょう。

丼寄りの画。
カウンターからは調理の様子が良く見えます。
玉ねぎを切って中華鍋へ。強火で炒めたところに寸胴からスープを投入。ここでめちゃくちゃいい匂いが。
調味料を加え、溶き卵を投入。卵は2個分だったと思います。
カツの下ごしらえはよく見ていませんでしたが、薄めで大判のものをしっかり目に揚げて。
玉子とじ後乗せで提供されます。
肉だけの厚みで10ミリぐらい。思ったより厚みがありました。胡椒等で下味が付けてあり、脂身も適度に有って甘い。意外と言っては失礼ですが、ウマイ肉ですよ。
玉子とじはふわふわな仕上がり、味付けはシッカリ目。
見た目は確かに和風ですが、味のベースはちゃんと中華。全体的に味濃いめですが、良かったと思います。

メニュー
和風カツ丼 850円 他

住所:愛知県尾張旭市平子町西167-3
電話番号:0561-54-8607
営業時間:11:00~14:00 17:00~22:00
定休日:月曜日
駐車場:店舗裏に4台

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